人気ブログランキング | 話題のタグを見る
室内音響(測定)その3
umemeさんのアドバイス通りにSPとリスニングポジション(マイク)との左右距離差を合わせてみました。
室内音響(測定)その3_e0057896_23591645.jpg

結果、12000Hzのディップは消えました。
確かにマイクを数ミリメートル〜数センチメートル動かすと、ディップの出来方が変わります。
この辺の詳細はumemeさんのHPの通り。→我が家のオーディオ機器をクリック

尚、高域の減衰の問題に関しては私なりに模索中....。

と言うことで、夜中にシコシコと試行模索。
パソコンをThink Padのノートパソコンから、
Virtual PC on Apple Power Book へと変更してみました。

入力:マイク → UA-4 → Power Book USBポート → Windows XP on Virtual PCに受け渡して → My Speakerで解析

出力:入力のときの逆で、UA-4のアナログ出力 → プリ → パワー → スピーカー

結果:
室内音響(測定)その3_e0057896_1214723.jpg


ダメだ....。 orz 
ようやくマックでMy Speakerを起動することに成功するも、高域の減衰は改善せず。
しかもリアルタイムアナライザーの方は、Virtual PC上ではフリーズしてしまい使用不可。
もう、寝ます。(^◇^;)


1月26日追加:部屋の低域定在波に関して。

上の一枚目の1月20日測定・F特性図では、35Hz付近に信じられないくらい尖ったピークが観察されていますネ。(^_^;

私のオーディオルームは約10畳の広さで、図面上では5.0mx3.64mの長方形です。天井は傾斜天井で2.4m 〜 3.5m。
対向する壁面を実測すると、短辺側が3.4m。長辺側は計測していませんが、たぶん4.8mくらいでしょうか。
音速を340メートルとしたとき、1/2波長が4.8メートルとなる周波数は約35ヘルツ〔340÷(2×4.8)=35.4〕となります。

....35Hz。
....計算上の1次モード定在波そのものじゃん。 ガビーン(O_O)

思い当たるフシがあって、つい最近、SPを後ろに下げて低域多目のセッティングにしました。
で、二枚目の1月25日測定・F特性図なんですが。
SPを従来の位置に戻して(いえ、それ以上に後壁との間隔を開けて)から測定しております。
結果は、F特性図上も聴感の上でも低域定在波の改善が得られています。

因みに、当初はCardasセッティングを真似て後壁から1.52mにしようと試みたのですが。〔3.40×0.447=1.52〕
拙宅ではCardasセッティングそのままでは問題があって、単に物理的な部屋の広さの制約だけでなく、聴感上でも音質バランスが上手く取れませんでした。(傾斜天井の影響かしら?)
SPを部屋の中央に持ってくると、ボーカルのフォーカス・実在感が上手く表現出来ないようです。
結局、従来通りの経験で決めている場所に落ち着きそうです。



by まんぺい (masuo65) by masuo65 | 2006-01-25 00:10 | 室内音響


<< PCオーディオ・・・? (その1) 室内音響(測定)その2 >>