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PCオーディオの奨め
PCオーディオ・・・? (その1)PCオーディオ(その2)で語った通りの経緯です。
で、ただいまPCオーディオをメインシステムに上場すべく、我が家のシステム構成を吟味中です。

本日現在の構成はこんな感じ。
PCオーディオの奨め_e0057896_10472689.jpg


この中で音質面でもっとも重要と思われるのが、Naokさん特製の電源(トランス)です。

Multifaceに付属の純正電源と比較試聴してみると、
純正電源の方は、明らかに透明感が失われ、音場感(立体感)が減少、音の分離が不良であります。

ただ、当たり前のことですが基本的な音色には変化がありません。
ダイナミックレンジに優れ、ピュアオーディオ的音場再現性を達成しているシステムでないと、この違いは判りづらいことになるかもしれません。

そして、(まだ数枚のCDを試してみただけですが)
PC用のCDプレイヤー(Novac社製)で直接にCDを再生した時の音質と、
CDからリッピングした128kbps WAVファイルを再生してみた時との比較では(再生ソフトにはWindows Media Playerを使用)、

何故か低音の量感が全然違います。
CDプレイヤー再生の方はスッキリ・あっさりとなります。
で、特に中高域での情報量が落ちてしまい、ダイナミックレンジも減少。つまらない音になります。
これに比較して、リッピングデータでの再生は、実の詰まった滑らかな音で、いつまでも聴いていたくなる情報量の高い好音質となります。
低域の量感の増え方も、単純に音像が肥大しているのではなく、CD直接再生で埋もれていた低音(情報)が新たに聴こえているかの様に感じ取れます。

リッピングデータの再生では、従来の私のメインシステムであるオラクルCDトラポの音質を凌駕しました。( ・_・;)
私がオラクルCDTの一番の長所と思っていた「音の滑らかさ」という要素で、超えられてしまいました。
心情的には、超ヤバイ結果です。

よくよく聞き込むと、情報量の増大、一音一音が緻密なことが、
この滑らかに繋がっていることが判ります。

音の余韻(ホールトーン)が増大して、非常に美音です。
付帯音にマスクされた美音ではなく、情報量増大による美音であることが
オラクルCDTとの比較で明らかです。

また、ダイナミックレンジの広がりに著しい向上を感じ取れます。
音の強弱がとても聴き取り易くなり、音のテンポ・躍動感の向上が得られます。

それから、女性ボーカルの高域端において、今までオラクルCDTでは
マスクされて聴き取れていなかった音があったことにも気付きました。

PCオーディオ、恐るべし。

(ジッターまみれの?)プレイヤーをお使いの諸氏は、うかうかしていられない事になるかもしれませんヨ。(^^ゞ
by まんぺい (masuo65) by masuo65 | 2006-03-07 11:28 | PC Audio


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