Slim Devices Transporter
Slim Devices社の、その名も『Transporter』です。
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沢山の入出力機能を持ち、色々な使用方法が想定されます。
以下、まだ私が試してみた最初の2〜3例に過ぎません。

(以下、長文になります。Moreをクリック!)



1) インターネット・ラジオ → 自宅の無線LAN網 → Transporter → アナログRCA出力 → Amp. → Speaker

一番、簡単な使用法です。CD-Player的な使い方です。所有するCDソフトの替わりに、世界中のネット・ラジオを音楽ソースとして楽しむことが出来ます。

但し、(予想通りに)Transporterのアナログ出力には、お金が掛けられていません。ピュア・オーディオ的に見ると貧弱であることは否めません。

まぁ、従来のネットワーク・ミュージック・デバイス(Air Mac Express, Sound Bridge, Squeeze Box)に比べれば、より高い、解像度・周波数レンジ・ダイナミックレンジを確保していると感じます。
(でも、それらとの値段差を考えれば当然なのかもしれません)

以下の私の感想は、あくまでも、我が家のオーディオ環境での試聴結果に過ぎないことを了解の上で読んで下さい。

実は、リファレンスとする我が家のピュア・オーディオ・システムと聴き比べると、1段も2段も、音が粗くて、音場は狭く、実体感に乏しい音と言えます。(;^_^A アセアセ…

それでも、従来のPCオーディオ・デバイスの中では、優秀なんだと思います。
特に低域の伸びに良い印象を持ちました。

(この接続法の場合は、主にアナログ出力回路の性能を現していると考えられます。従来のデバイスに比べれば、電源部が良いのではないかと。そう、素人なりに想像します。
でも、ピュア・オーディオ的にはまだまだですネ。
まぁ、ネット・ラジオの音質的問題もありますが...。(^_^; )


2) Oracle CD-Transporter → Transporter → Amp. → Sp.

TransporterはスタンドアローンのDACとしても使える仕様になっています。

ピュア・オーディオ的な独立したコンポーネント(装置)としての観点から、Transporterの実力を測ることが出来ます。
SPDI/F接続で試しました...。




....何故か、音が出ません。orz

多分、Oracle CDトラポのデジタル出力との同期が取れていないのだと思います...。
Transporterのディスプレイには、デジタル入力の同期が取れているのか、いないのかの表示が出ませんので。本当のところはよく判りません。(^^ゞ

取り敢えず、今日の処は諦めました。


3) PC(Power Book G4) → iTunesのソフトを → Slim Serverに取り込んで (ここまではPC内部の動作)→ LAN経由 → Transporter → SPDI/F出力 → Spectral DAC → Amp. → Sp.

前述の如く、Transporterのアナログ出力の音質は(あくまでもピュア・オーディオ品質的には)不満足なのです。
そこで、PCに保存してある高音質ミュージック・データを、Tranporter経由で、ピュア・オーディオ専用DAC(Spectral DAC)に送って、再生しようという目論見です。

結果は、非常に満足のいくものでした。

従来の拙宅でのPCオーディオ環境は。
1) PC → RME Multiface → Spectral DAC → Amp. → Sp.
または、
2) Oracle CDトラポ → RME Multiface → Spectral DAC → Amp. → Sp.
というものでした。

(1)はRME MultifaceをPCオーディオ・インターフェースとして使用する定石通りの使用法と言えます。
(2)はRME MultifaceをスタンドアローンのDDコンバーター、あるいはクロック打ち直し機(ジッター・レデューサー)的に使用する方法です。

拙宅の環境では(1)よりも、(2)の方が音が滑らかで好感触でした。

ところが、今回のTransporterデジタル出力 → Spectral DACの接続法は、(1)と(2)の欠点を解消して、良い処だけを取った感じがあります。

高域のキン付き、デジタル臭さ(デジタル臭さって何? って聞かれると答えに困りますが。 自分の中では、音の滑らかさと相反する項目のように思えます)が取れていますし。

かつ、音のエッジ、立ち上がりの鋭さ、実体感がしっかりと感じ取れます。

因みに、拙宅のMultifaceの外部電源には、付属の電源アダプターは用いず、Naok氏特製の電源を宛がっています。そのMultifaceと同等以上の音質と言えそうです。


《本日までの結論》

 これからPCオーディオを構築しようと考えている諸氏へ。

 オーディオ再生専用のローノイズPCを組み立てようとしている諸氏へ。

 何か良いオーディオ・カードはないかと吟味している諸氏へ。


→ 今回のTransporterのようなデバイスが、まだまだ登場してくるかもしれませんヨ!!


《以下、補足です》

デジタル出力ケーブルはプラチナ単線ケーブルです。

Transpoterの電源には、オーディオ専用電源から電源トランス・タワー(過去ログ参照)を介して、銀単線ACケーブルで接続しています。
これは、Multifaceに使用している、電源トランス、プラチナACケーブルよりも音質的には劣る組合せです。
それでも、音の実体感・生々しさはTransporterが同等以上のようです。


《さらに、付け足し》

Transporterには外部クロック入力端子が付いています。

勿論! ...試しました。





結果!(当然の如く?)音質が変化しました!!

音像がより締まって、かつ、左右奥行きの音場が若干拡大します。

ただ、拙宅のクロックの電源環境・クロックケーブルとの相性、はたまたTransporterのクロック入力の方の問題でしょうか? 
高域がシャンシャンと耳に障ります。
でも、この種の高域の問題は、エージングや電源環境で改善するような気もします。
今後の経過に期待です。(^_^)

以上、長文で読みづらい点、陳謝デス。
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by まんぺい (masuo65) by masuo65 | 2006-10-18 23:22 | PC Audio


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