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絹巻きケーブル(その1)
『絹巻きケーブル』とは?

自作ケーブルの世界で囁かれている言葉です。(^_^)b

普通の人(と言ってもケーブルを自作するマニア)は噂を聞くことがあっても、なかなか実物を見る機会のないケーブルだと思います。
古くはWestern Electricの時代から絹被覆のケーブルがある訳ですが。
ここで言う『絹巻きケーブル』とは、純銀単線をアニール処理した後、和紙・絹糸を巻き付けて(締め付けて)仕上げたケーブルを指します。

銀線というとキンキンした音と誤解される向きがありますが、間違っています。
私は単線であればφ2mm以上、特にSPケーブルなどではφ4mm以上を推奨いたします。音像の密度・実体感に驚かされることでしょう。
また、被覆を工夫しないと本来の透明感・抜けの良い音が得られません。その為の最適の被覆が絹糸である、と言いたいです。 

....あと、何と言っても見た目の仕上げが美しいです。そこには、工場で大量生産されるチューブにはない、伝統工芸品の趣が感じ取れます。(^^ゞ

当初、『絹巻き単線ケーブル』と呼んでいましたが。その後、撚り線構造、純金線やプラチナ線等の絹糸巻きも登場したことから、最近の私は『絹巻き貴金属ケーブル』と呼ぶことにしています。(^_^;

Naokさん製作による5N純銀単線絹巻きケーブルです。
絹巻きケーブル(その1)_e0057896_23464355.jpg


これも純銀線ですがリッツ線構造です。細線一本一本に絹糸巻き!!
絹巻きケーブル(その1)_e0057896_2259220.jpg

絹巻きケーブル(その1)_e0057896_22595576.jpg

by まんぺい (masuo65) by masuo65 | 2005-09-06 23:20 | ケーブル


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